ISBN:4062129205 単行本 小国 綾子 講談社 2005/05/25 ¥1,365

ううーーーん。

自分を傷つけて自己主張したいのだろうか。

か、現実からの逃避の行動なのか。

酒、煙草、薬、異性、買い物、趣味。他

で、自傷行為。

それにのめり込み、現実から逃避したい気持ちなんだろうか。

女は少女期に月のものが始まる。

鮮血は衝撃的なのだ。

痛みも伴う場合も多い。

血を見慣れていかなければならない少女期は、実に不安定なのだ。

そして、異性との間の関係で又も鮮血と痛み。

女には血がいつも生活の中に纏わり付いている。

そして出産。

で、リストカットする人には少女が多い。

血を見る機会が多いのと関係が有るのではないだろうか。

不安定な少女期を無事に通り抜けられたら女に変われるのだろうか。

いつも血と痛みから逃れられない女というものは、人間を産み出す原点で有るのだ。

男にはとうてい理解出来ない生き物だろう。

男は痛みを伴わず思春期を過ごし、快楽を得ながら朽ちていけるからだ。

女は不安定な気持ちと云う痛みを自傷行為で自分に向ける。

男は痛みが無いので不安定な気持ちを外界に向けやすい。

最近の少年犯罪の血生臭い事件は男性が多いのが納得出来るなあ。

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