ISBN:4061312723 文庫 佐藤 愛子 講談社 1974/12 ¥490

この人の本はこれが初めてだった。

女は強し。

ろくでなし亭主に巨額な負債。

借金取りとの戦いに日夜追われる日々を描いている。

で、その

戦いの様子がコミカルに書かれていて大変後味の良い物語だった。

と、実話だからリアルでも有ったな。

ろくでなし亭主とは後に離婚したような気がするが・・

著者自身ハキハキサバサバした女性だと思ったものだ。

今は、もう80歳過ぎているだろうな。

以前、雑誌の対談をしていたのを見た時、対談相手の今は亡き気弱そうな遠藤周作がタジタジに成っていたものだった。

で、

良く怒るオバサンのイメージを皆から持たれていたようだった。

と、

こんなオバサンは正直怖くて嫌だと思う人も居るのだろうが、こんなオバサンは、今のこんな世の中には必要だと思うので、

愛子婆さま、長生きして下さいね。

私は好きなので。

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