太陽がいっぱい

2007年6月9日 趣味
この映画は原作本を何回も読んだが・・・本と映画ではラストが違う。

原作はアメリカ人、パトリシアハイスミスと云う女性。

この中の主人公はアランドロン自身を思わせるのだ。

幼少時代から家庭に恵まれずに彼方此方放浪の果てに美貌を有名歌手に見出されて俳優に。

彼方此方の放浪の間も胡散臭い行動はしてきたようだし・・??

生まれと云うのは恐ろしいものでドンナ演技をしても何処からか滲み出て来るものだ。

他界した映画評論家の淀川さんはコノ映画は殺害者と殺害された者の究極の愛の表現だと述べている。

充分に考えられる。

マリーラフォレの頬に興味が無さそうに唇を寄せるアランドロンは女性に関心が無いように見えたから。

まあ・・事実、小説を読んでもそういう風に私は感じられたのだ。

尚、作者の考えは分からないが・・

其れに、ドロンは美貌で有った為に、嘗ての作品の男性の監督達にも大変愛されたのだ。

太陽がいっぱい。

映画ではラストは・・・・だが、小説では・・・なのだ。

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