初恋

2007年6月30日 読書
等・・・思い出したくないほど・・遠い思い出。

で・・

高校時代の友達関係。

小学生時代から長いものに巻かれろみたいなコバンザメ関係は嫌で少人数の友達関係が多かった。

が・・今も続いている友達は殆ど居ない。

親しくしているのは一人だけ。

旅行や家を行き来するのは今の彼女だけだ。

彼女とは親密な関係の友達関係で無かったのだが、何故か今に至れば一番親しい友人に成ってしまっている。

学生時代も常に行動を共にしている訳も無かったので其々に友達がいた時期の方が長かった。

何故か??

彼女の学生時代の友達が私には苦手な分類に入る人ばかりだったからだ。

彼女は殆ど誰でも受け入れる性格なのだ。

何時でも受身。

配偶者も押せ押せで押し切られた果てに妊娠し・・死産。

で・・結婚。

と・・・

彼女の高校時代の友達の一人は私は苦手な典型的な女性だったのだ。

其の頃は神秘的な眼鏡少女だった一人の彼女の友達は今はどうしてるんだろう。

私はコノ友達は大好きだった。

で、彼女の高校時代の私が苦手な友達も私達の友達の輪に入って来た事が有ったのだ。

が、何時も私達を馬鹿にしている醒めた目で見ていたのには・・背筋が寒くなったものだ。

言動も冷たくて嫌だった。

でも、何故か彼女と彼女の友達は今でも友達関係は続いている。

大学時代も彼女と旅行に度々行っていたようだし・・

私は高校時代のあの醒めた目が嫌で二度と遭う事も、遭いたいとも思わず今も嫌悪感が残っている。

・・・・・・・・・・・・・・・

で・・数年前、其の女性が乳癌に成り乳房を切除したと彼女から聞かされた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

其れから彼女と女性が頻繁に会うようになったようだ。

数年前までは殆ど連絡も無かったらしいのに・・

私は多分、彼女の友達と会う事は無いだろう。

遭いたくないのだ。

嫌悪感。

何故か高校時代の彼女の友達に対して感じた嫌悪感は今も続いていて遭いたくないのだ。

この前、彼女とドライブした時に彼女の友達に何かをあげる為に友達の自宅に寄った彼女。

何かは私も欲しかった。

「彼女にはコノ間、蜜柑を貰ったから」

だって・・・

あのう・・

私も蜜柑あげたよね??

忘れてるの??

まあ・・車中で話題に成った時に、「あれは疲れるからしないよ」って言ったよ。

でもね。

後で聞けば欲しいよ。

実行しなくても見るだけでも・・

何と無く不愉快に成った私なのだった。

彼女は誰でも受け入れるのだ。

とても私なら彼女の友達とは付き合えない。

だって・・冷たくて情の欠片も無いように見えるんだもん。

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