男前なのだろうが私は苦手。

雰囲気的に以前付き合った稲葉似に似てる。

体形も似てるかも・・

身体は理想的な体形をしていたなあ・・

まあ・・この子は影の部分が無さそうなので其処は良いかも。

稲葉似は本当に幼少時代のトラウマが忘れられず今も引きずっているようだった。

母親が稲葉似を幼少の頃に捨てて家を出て行った時からの悪夢は高校を卒業するまで続いたらしい。

亡き父親が女好きで浮気を繰り返し母親に暴力を振るっていた。

で・・稲葉似を置いて母親は家を出た。

その後、父親は何人もの浮気女を家に連れ込み後に再婚。

浮気女は大層、稲葉似を苛めたらしい。

ご飯は食べさせて貰えない。

暴力、暴言の数々。

父親は見て見ぬ振り。

・・・・・・・・・・・・・・

多分に稲葉似の女性観はあの時に作られたと思われる。

冷ややかな視線。

女の容姿に拘り過ぎ。

で・・

自分自身が容姿端麗に生まれた恩恵は学生時代から開花された。

次々に女が寄って来るのだ。

就職してもそうだったそうだ。

年上の女性からの誘惑も多かったらしい。

しかし21歳で結婚。

私の彼の話を聞いて思ったのは、相手に母親を求めていたなと。

妻に子供が生まれても妻は母親代わりなのだから女遊びは其の後も続いた。

で・・或る日、帰宅すると妻子は居なかった。

妻は母親では無いからだった。

稲葉似は離婚してからも妻の実家に平気で訪れていたようだが、最後は完全に拒否され妻子とは其の後は全く会っていない。

離婚したのは20歳の半ば。

職も水商売で女遊びは不自由せず。

で・・年が経ち・・・昔の容姿にも翳りが出て来た。

水商売も経営者の営業不振で失業。

今は夜も昼も働く状態。

・・・・・・・・・・・・

付き合っていた頃に、初めて稲葉似の古ぼけた借家に足を踏み入れた時の感想。

寂寥・・・・・

ベランダには亀が2匹。

寂寥・・・・

私と付き合いたい理由は・・

癒されたいだった。

・・・・・・・・・・・・・・・

殆ど何も無いがらんどうな借家。

拒否。

別れたいと思ったのは甘えるばかりの男だった事だ。

女に何時も囲まれてチヤホヤされていただろう時代は遠い昔だと理解せず何時までも女を母親代わりにしようとしている孤独な男。

女を母親代わりにしている男・・・

元アホそっくりだ!!!!

ご免だと思った。

まあ・・微笑ましく感じたのは正常に育って来たなら多分に思い遣りの有る男性に育っただろう片鱗が感じられたことだろうか。

アホは正常に育って来たのに思い遣りが無かったな。

最低!!

で・・

この顔は苦手・・・

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索