大阪では何時も図書館から借りて来て読んでいた。

美しい部屋。

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今も理想だ。

家とは大事だ、私にとって。

大阪に飛び出して仕方なく結婚した私。

壊れた心を癒すのは部屋作りだった。

狭くて汚い連棟でも其れなりに工夫しようとしていたっけ・・

配偶者は結婚したばかりの頃に自室に入るなと頑なに私に言い続けた。

しかし・・其れは不可能だ。

布団を干す為のベランダはアホの部屋だったし、押入れに私の荷物を入れたかったからだ。

自室に入るなと言われながらの結婚自体が異常だった。

で・・私には心の中以外に隠すものは何一つ無かった。

結婚前の昔の建て直す前の実家の事は正直思い出したくない。

婆あの傍に毎夜就寝させられていた頃等は特に思い出したくない。

悪夢・・・以外の何ものでも無かったからだ。

そもそも元配偶者の住む大阪に逃げ込んだ原因が婆あだったからだ。

逃げ場を求めて試行錯誤していた頃なのに爺と婆が配偶者の実家に乗り込んで来て私は身動きが出来なくなった。

精神はあの時は不安定で、多分に安定剤等を飲んでいたら正気に返っていて結婚はしなかったかも。

其れほど、亡き愛した人との別れが辛かった。

あの頃の唯一な癒しの存在だった愛した彼との別れは辛かった。

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今思えば、結婚してから私は逃げ場を住居に求めていたような気がする。

しかし・・経済状態は良くなかった。

特に配偶者の収入に見合わない浪費に苦しめられた。

で・・基本は仕事は何をしてもしたくない怠け者精神が基本に有るアホだ。

此れは今も続行中。(無職だもん)

連棟は最悪な環境だったが、出来るだけ住み易い環境にしようと少ない蓄えから工夫したっけ・・

が・・根本は配偶者と私との心の疎通は離婚するまで続いたので、自分の理想の家作りは未完に終わった。

まあ・・子供が生まれて二度目の引越しで得た自室の環境は大変居心地が良かったものだ。

ボロボロな一戸建てだったが・・

周りの人間関係は、多分に配偶者が居なければ今も引っ越してないだろう。

勿論、配偶者が居なければ夫婦喧嘩もせずに娘と二人で淡々と今も暮らしていただろう。

此処のブログで家庭を維持しながら婚外恋愛を続けている人も多いが、離婚しないと云う事は或る意味、幸せなのでは??

最低でも自分の城が有るからだ。

主婦として家事をする住まいは本当に大事なのだ。

私の場合は配偶者なんかより遥かに大事だった。

子供と住まいが有れば、配偶者が働いて生活に困らないなら私は配偶者等の事は無視出来たからだ。

云十年も夫婦生活が無くても婚外恋愛にも走らず我慢出来た理由は自分の城が有ったせいかもしれないな。

だから、亭主元気で留守が良いと、せっせと婚外恋愛に走る方は今なら羨ましいかも。

て・・・今は本当に愛する彼が居るから言えるのかも。

彼とは本当に信頼し合っているから・・・

不満と言えば・・・自分の城が無い事か。

で・・

どちらも手に入れてる姉が妬ましいのは事実。

あいつは中古なんかには住みたくないと私の大阪時代の中古一軒家を訪問した際に言い放ったからだ。

と・・

私にとって自分の城は大事なのだ。

最低でも婆の居ない家が欲しい。

今の私の唯一な望み。

住まいは大事です。

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