「天然コケッコー」オリジナル・サウンドトラック BY REI HARAKAMI
2007年8月18日 音楽
映画の評判は良さそうだ。
田舎育ちの私には天然コケッコーは本当に共感出来る題材の漫画だったものだ。
村の周りには雑貨店が在るだけで田んぼや畑ばかり。
主人公の少女は過疎地の廃校に成りそうな学校に通っている。
少人数だし小中が一緒の部屋で勉強を学んでいた。
子供達は皆が昔から顔馴染みなので最年長の少女は年少の子供達の世話をするのが当然だ。
先生も生徒が少ないので家庭教師みたい。
な・・・過疎地の村の平穏を乱す母子が突然に現れる。
で・・
村の平穏な状況が一変するのだ。
派手な顔立ちで色気の有る母親と・・
母親に似たのか男前の少年。
村の女の子達は俄然色めきだつ。
殆ど生徒は女の子ばかりだからだ。
都会育ちの少年には、何も無いように見える田舎は白黒映画のように見えていただろう。
都会の喧騒の中での刺激に満ちた環境は、少年を汚染し尽くしていた。
で・・
性格超悪なのだが大変男前の少年の白羽の矢にたったのは村で一番可愛い？？（村と云っても・・対象は3人）少女。
少女には災難？？な少年なのだ。
何せ少女には性格の大変良い素直で優しい昔からの男友達が居たからだ。
本当に・・・くらもちの描く魅力ある少年は・・何時も性格が悪いのだ。
善良な無難な少年が少女の恋愛対象に成る事は皆無に近い。
少女も本音炸裂な主人公が多い。
分かる分かる・・
平穏な田舎の秩序を乱す母子の出現は時が経てば何と甘美な刺激の有るものをもたらしてくれた・・・
な物語なのだ。
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