大阪に近い県庁所在地に彼と行って来た。

昨日は一日中雨とか天気予報士が言っていたが・・・夏のような炎天下で雨上がりの後も有ってか・・蒸し暑さが凄かった一日だった。

で・・県庁から離れて少し田舎に。

何と、未だ稲の刈入れが成されていなかった・・・

殆どだ。

私の住んでいる田舎は9月中旬には殆どが刈入れがされていたのに。

と・・

田舎での稲の刈入れは殆どが高齢者の老人達だ。

年齢は70歳・・80歳・・90歳・・??

刈入れの機械を器用に操り、短時間に稲は刈り入れられていた。

高齢者には有り難い刈り入れ機の進歩。

昔に比べ遥かに楽に成ったと老人達は思っているだろう。

が・・米袋の上げ下げは辛いらしい。

・・・・・・・・・・・・・・

私の家では父親が脳梗塞で農作業は出来なくなった。

農地は現在、近所の知り合いに貸している。

で・・貸した代わりに我が家が食べる年間の米を頂く。

農地は休耕地にすると農業を再開する際には大変な作業が必要に成るのだ。

元の農地に再現するのには大変なのだ。

以前は米を作り過ぎて飽和状態に成ったのを休耕地とする事で解決したと思っている御国の政策は・・・今は良策だったとは思わない。

休耕地にして・・果ては高齢者が他界し・・高齢者の子供は農地を売ってしまう場合が多いのだ。

嘗ては全て農地ばかりだった所に虫食いの如く住宅街が出来上がっていくのを見るのは、私的に寂寥の念を感じてしまうのだ。

土地は大事だと家の婆あは以前はシキリにのたまっていたが・・耕す者が居ないと只の土の地にすぎなくなるのだな・・

と・・土地は大事なのだ。

天災や人災が起きて何も無くなった時に土地は本当に大事なのだ。

土地が有れば食物を作り出せるからだ。

着る物やお金より生きていくには先ず食べる物が必要だからだ。

と・・昨日は未だに刈り入れられていない稲田を見ながら考えてしまった私だ。

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