何度見ただろう・・・

が・・まともに見た事が無かった作品だ。

今、この時に見るのが一番な年齢に成ったのだなと。

私は早熟で無くて晩生だったのだが・・・耳年増だったせいか・・この映画は強烈過ぎて・・

20歳を過ぎて初めて見た時も、結婚もして優しい真面目な配偶者が居るのに、何故に悪魔のような美男に惹かれるのか・・実体験が無かった私には憧れは有れども誘惑には負ける訳が無いと思っていた。

が・・不倫では無いが・・・離婚して知り合った元ホスト稲葉似との逢瀬を振り返るに・・・

分かるよなあ・・・なのだな。

深追いすると自身が傷付くと理解していながら惹かれてしまう気持ち。

あの頃は100キロを車で往復して通った事も有ったから。

どうしようもない止められない思い。

心が冷たい相手を暖めてあげられると思い込んでいた当時の私。

が・・実は暖めて欲しかったのは私だった。

だから・・彼とは別れた。

私には彼の冷たい寂しい気持ちを受け止められる余裕は無かったからだ。

自分自身の離婚の後遺症を癒す為だけに精一杯だったのだ。

自身は相手にのめり込まなくて良かったなと今では思う。

で・・今の彼。

優しくて仕事も真面目にしていて思い遣りが有る。

が・・・年下でやんちゃで・・・チョッと悪ぶる所が可愛いかも。

私的に余り真面目過ぎるタイプは・・・多分に惹かれない。

結婚したかった彼も少しやんちゃな所が好きだったから。

で・・この女優。

良家の娘らしい。

まあ・・今は御婆ちゃん年齢らしい。

今、ドロンが70過ぎだしねえ・・

映画全般から感じられるのは知的より痴的。

表情の陶酔感や笑い顔等・・・痴的其のもの。

だからこそ、この主人公に適していたのだろうな。

で・・ドロンは其の当時は、ナタリーバルテルミーとの離婚問題やマルコビッチ殺害事件等でマスコミに騒がれていた時期で、この映画出演はヤケクソで出演した?とか噂されていたらしい。

何せ・・・ロマンポルノかと思わせるベッドシーン。

唖然。

まあ・・ショック療法でも全裸で海辺を走っていた事も有るが・・・

そうそう・・栗色のマッドレーでは公私混同映画でミレーユダルクとベッドシーンを撮っていたしなあ・・

で、この女優はミックジャガーと付き合っていたので有名だ。

と・・この映画では相手役の男優がアランドロンで無くては成り立たなかった映画だろうと。

本当に・・・ドロンって・・・私生活でも・・・相当な悪だったんだろうと思わせる映画なのですな、これって・・






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