子供の頃に図書館で借りて読んだ時に、何ていう救いの無い物語だと思ったものだ。

まあ・・私自身は小学生の頃は余り良い思い出が無い。

母親が本当に嫌いだったし。

挙句に世話をしてくれていた祖母も他界し。

踏んだり蹴ったりの状態に輪を掛けて、母親が軽い病で・・・

私の彼に言わせれば軽い病だったらしい。

が・・母親は数年に渡り殆ど寝たきり状態で家事等を放棄した。

多分・・・家事くらいは出来た筈。

何故なら、彼の母親の方が同じ病で症状が酷かったのに家事は完璧にしていたからだ。

ええ・・人工透析してたのです。

私の母親は人工透析なんてしてませんでしたから。

昔から熱が有れば寝たきりに成るのですな。

そして言う。

「私は身体が弱いんや」

ふ・・・ん。

充分現在の年齢は長生き更新中。

周りの人達は持病を持ち自転車にも乗れずに歩いている中、私の母親は自転車で買い物に行ってますよ。

で・・・持病なんて無しす。

と・・・小学時代、口うるさい母親から逃避する為に読書にのめり込んだ私です。

チョッとでも遊んでいれば小言や文句が飛んで来た。

又、口答えをすれば・・・やぶ蛇に成る。

だから・・・沈黙して読書した。

あ・・・漫画なんて当時は買って貰えませんでした。

漫画はテレビだけ。

祖父母の生きていた時は買って貰った事も有ったけどね。

で・・このアニメ。

最後は本で読んで分かってた。

でも途中までは楽しい場面が出て来て和んだのだよね。

けれど・・エンディングの前に成ると見るのを止めたっけ。

と・・後に劇場版を結婚後にレンタルで借りて見ちゃったんだよね。

見なきゃ良かった。

嫌なんだよね。

救いの無い物語。

で・・この物語、婚姻時の飼い犬だったジョンを思い出して辛くなるのだ。

元は本当に犬の世話をしなかったんだよね。

世話をさせれば放し飼いにするか、虐待。

本当に動物の世話をさせれば人間の本質が見えると思ったよ。

そうそう・・動物の扱いを見てれば、其の相手の本質が見えますから。

特に苦境の際の態度を見ると分かります。

ああ・・フランダースの犬はエンディングが見たくない私なんですな。

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