救いが無い。

何も無い。

でも、このような子供達は戦中戦後には多く存在しただろう。

だから目を閉じるべきで無い題材。

私は後半も終盤に差し掛かると何時も見れなくなり・・・しかし、子供が出来て無理矢理に見終えた。

ああ・・・見なけりゃ良かった。

其の後も毎年放映するので途中まで見るが最後まで見る事は無くなった。

主人公達は軍人の父親を持つ裕福な生まれだった。

其れが裏目に出たのかも。

4歳の妹には戦争など、何の事か理解不能だろう。

何で・・・・何で・・・

上のモノの陣地取りに庶民は巻き込まれ・・・

以前、水木しげる氏の自伝を読んだ事が有るが、大戦前の日本は非常に長閑な日常だったようだ。

だのに・・・突然の召集令状。

訳も分からず戦地で殴られっぱなし。

挙句は上司は居なくなり同胞は次々銃弾に倒れ・・・何時しか自分も片腕が無くなり死の淵を彷徨い・・

水木さんは生き残った。

否、生かされた。

生かされたのだろう。

戦中戦後、戦争の不条理さを胸の奥に仕舞いながら生が尽き果てた者が多かっただろう。

で・・・上のモノたちは自惚れていたのだ。

今までの負け知らずに自惚れていた。

このモノ達の利己的な自惚れに犠牲に成った子供が多かったのを今でも胸に刻み付けておくべきだと思うのだ。

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