すいみんぐぷーる・・・
すいみんぐぷーる・・・
不思議な映画なのだ。

深夜放映していたのを再度見てしまった。

以前、レンタルで見たからだ。

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淡々と続く物語は刺激が欲しい若者には退屈だろう。

しかし・・・私の年齢に成れば、小説家の女性の気持ちが理解出来るのだな。

奔放に欲望のままに行動する少女は本当に若さが溢れていて・・・

女性とすれば過去の若い頃の自分を投影もし・・・

物語は静かに進み・・・少女の行動に翻弄されつつ同調し徐々に受け入れていく。

羨望なのだろう。

自分には無い少女の奔放さ。

女性の本音は羨ましさ。

若さと豊満なはち切れそうな身体に嫉妬と羨望。

しかし・・・本音は何時しか自分が子供を産んでいたら・・・と。

不毛な不倫を続け何時しか年齢も重ねてしまい、子供を産む年齢も既に過ぎてしまった。

監督、オゾンは子を産む事に拘りが有るようだ。

自身が男性が好きな事も有り、子を持つ可能性は無に等しいから。

僕を葬る・・・でも、子を残す事に拘りが有ったようなので・・・

此の物語は退屈に見る観客も多いだろうが・・・実は奥が深いと私は思うのだ。

で・・此の壮年の女性は本当に綺麗だ。

美人と云う訳で無く綺麗だと思う。

年齢を重ねて益々綺麗に見える女優で私は好きなのだ。

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