いなおりじんせい・・・

今日のスタジオパークは渡辺のオ爺だった。

相変わらず自説を滔々と述べ・・・

道成らぬ恋は純愛だと述べていて・・・呆れ・・・

結婚は打算だと言い切るのも啞然。

道成らぬ恋は必ずしも純愛とは言えないのは事実。

結婚も打算でするとも限らないのも事実。

持論を推し進めるオ爺の話に相変わらずな爺さんだなと。

究極の愛の表現は最高の歓喜の中での死が美しいと述べていたが・・・

此れも何だか・・・・なあ・・・

春が来て二人の遺体には腐敗と共に蟲さんも一杯で・・・・有ったと・・・

必ずしも美しく無い結末だった失楽園・・・だっけ？？

どうせなら・・・永久凍土な世界でなら・・・永遠に・・・美しいままに？？

と・・理想と現実は全く違う事を改めて思わせてくれるオ爺の小説。

嘗ては学生時代に知り合った芸術家の少女の奔放さに振り回された体験の小説は真に迫って居て学生時代に読んで感動したのは事実。

三浦の綾子嬢を思わせる文章に次の作品は・・・と期待したのに・・・壮年に成り老人に成り・・・・現在に至ったオ爺の小説は・・・・どろどろエロ小説に成り果てた。

又、連日連夜のクラブで豪遊しているらしいし・・・

８０歳近いのに・・・・

チョッと違った系統で亡きオ爺・・・知床の岬に浜茄子の咲く頃・・・を思い出すが・・・あの方とは全く次元が違い・・・何と無く・・

今でも煩悩花盛りオ爺・・・に見える。

孫のような娘を侍らせ・・・豪遊三昧・・・なオ爺を思い・・・

妻子が気の毒でねえ・・・

と・・・もうひとり・・・

京都のオ婆です。

オ婆も同じ系統に感じます。

まあ・・此の人の罪は子供を棄てた事でしょう。

今も子供に怨まれている現実。

９０歳に成ろうとしているのに・・・未だに子から怨まれている。

オ婆としたら・・純愛に走って純粋だった積もりだっただろうが・・

夫子を棄て男の元に飛び込んで・・・果ては棄てられ行き場も無く・・

京都の寺に逃げ込み尼に成って今に至る。

で・・オ爺の言う不倫は純愛と云う言葉。

オ婆にすれば純愛でも、相手の愛は純愛では無かったのでは？？

恋愛とは一方的なら片想いに過ぎない。

純愛だとしても相手は違うと利用されて棄てられる場合も多し。

又、既婚で子持ちだと、妻が婚外恋愛に純愛を追求すれば夫子も棄てる場合も有り。

又・・・子を連れていけば・・・子が邪魔に成り虐待・・・・等も最近の事件に多し。

道成らぬ恋に走るならば・・・純愛に走ろうとするならば・・・周りの人間が多大な迷惑に成る事が大。

オ爺の理想の恋愛は脳内だけで有って現実に成ると酷い事態に成るのだな。

理想と現実。

と・・・双方は共に小説家なのが失笑・・・

又、賛同者も多いのか小説も売れている現実。

でも・・・・

オ爺には妻子が居て離婚して無いんでしょ？？

オ婆は頭を丸めて出家し尼に成った。

道成らぬ恋の結末は・・・・

此れ等の人物を見るに・・・・

断じて純愛だとは思わないのが私の感想。

只思うのは人生は修業だと思うだけだ。

オ爺も早く煩悩から解き放たれ万物と一緒に成る事を考えて欲しいモノだ。

糞。