ぜいたくは・・・・
ぜいたくは・・・・
幸せに成れなかった。

竹の中からの金銀財宝が出てきた事で本当の生きる幸せから程遠い未来が待っていた。

そして・・・

好きでもない人の一方的な抱擁が、本当に此の世に居たくないと思ってしまった。

それで・・・

此の思いだけで元の世界に戻されてしまった。

思うに、身の丈に合わない生き方を選ぶとロクな事にはならないと。

普通の暮らしが一番。

映画の中では元凶は父親に有ったな。

子が出来なかった老夫婦。

其の夫婦に天から子供が・・・・

其の子供に普通の人生を歩ませれば幸せに成ったのだろうか。

そして、ワザと竹の中から金銀財宝を出して天は老夫婦を試したと。

金銀財宝を、どのようにして子供の為に役立てるのかと。

が・・結局は其れ等は無用の長物だったのだな。

此の題材は現実の此の世にも通じるな。

名誉も名声も幸せな人生には要らないモノだと。

贅沢な御馳走も綺麗な衣服も・・・・

結局は人間も生きモノの一部に過ぎない。

最近の北の国での野ら猫の餌やりに罰則を設ける法律を作るとか何とか・・・

私自身は猫キチだと自覚してます。

私の様なモノを世間の猫嫌いは猫キチと呼ぶらしい。

でも・・・猫だけじゃなく、生きモノ全体のキチに成りたいとも思う。

此の世は人間だけで生きる世界では無いのだと。

人間程傲慢無知な生きモノは居ないと実に思うからだ。

昔は人間は動物と同じで共存してたのに・・・

で・・此の作品は色々と細かいところを指摘すれば切りが無いと思う。

私自身は此の画風は好感度が大。

ポニョの場合も画風が好きだったなあ・・・

私には画風が一番大事だから。

と・・好きでも無い人と只に裕福な生活や見栄を張りたいが為に心を偽り無理矢理結ばれると云う行為をして、其の後は幸せなんだと自分に言い聞かせて我慢して一生を終えるモノも居れば、心を偽れずに闇に隠れて欲求を分散させるモノも居る現実は今も存在している。

人間の心は無限大で欲求が半端無い。

脳は殆どが未だに使用されていないらしいし。

多少の幸せに満足しないのは此のせいか。

他の動物に無い欲が半端無い。

勿論、自身も含む。

其れに自分の母親である老婆も未だに欲が超深いのにも驚く。

此の欲に終止符を打たせる為にも老衰させて逝かせると云うモノを与えたのか。

で・・月の裏には宇宙人が現実に滞在しているそうなので・・・・

又、地底には人間より知能の高いモノがいるそうなので・・・

此れ等のモノから見れば、人間は畜生と同じだと嗤っているのだろうと思うだけだ。

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