むかしは・・・

2015年2月4日 日常
むかしは・・・
むかしは・・・
むかしは・・・
鼠に食料を食べられない様に猫を飼っていたもんだ。

私の子供の頃から家には猫が居た。

幼少時代は牛に山羊に鶏に・・・番犬も居た様だ。

牛は耕運機代わりだった様だし。

幼少時代は田んぼで牛を使って田を耕していたのを覚えてるし。

近所には乳牛を飼っている所も二件有ったし。

毎朝、ビール瓶や鍋を持っていって搾乳したての牛乳を買いに行っていた。

鶏卵場は今も近所に有るし・・・

昔は庭や山には季節ごとにオヤツに成る果物が一杯植えられていたっけ。

ザクロにイチジク・・・葡萄に枇杷に・・・桃に柿・・・

果物は特に夏蜜柑果汁に砂糖と寒天を煮詰めて冷やしたゼリーを祖母にオヤツとして作ってもらっていたからなあ・・

大変美味しかったっけ。

蜜柑の皮を剥いて砂糖水を掛ければ立派なデザートだったっけ。

其れに、庭先で作った苺を加えると大変美味であった。

パンケーキと云うモノも昔は祖母が作ってくれていたし。

ドーナツも勿論手作りだった。

そうだなあ・・

中学時代には自分でドーナツを作り始めたら本当に美味しくて・・・

今のミスター何とかより遥かに美味しく出来ていた。

まあ・・あの頃は生クリームとかホイップクリームの類いは無縁だった気が・・

で・・大昔から我が国でも猫は穀物を鼠から守る為に飼っていた様だ。

御飯とかは今でいう猫マンマとか・・・御汁に魚を入れたモノとかを餌としてあげていた様な・・

本来の餌は鼠や小動物だったし・・・・今の様に・・・ペットフード等・・・

私が此処の家に戻り、娘が納屋から赤ちゃん猫を連れ出してくるまでは、天井の隅を鼠に齧られて米が食われたとかで大騒ぎに成っていた模様。

其れが・・・只、猫一匹が我が家に住み付いただけで鼠は家から全く居なくなったのには大変驚いたものだ。

だのに・・・今は・・・

犬も猫も住み難い状況に・・・・

で・・今年の冬も滔々毛の無い狸の一匹が納屋の隅で死んでいた。

残り物の餌などを遣っていたが・・・最近の寒さには勝てなかった様で・・・

もう一匹は辛うじて生きているが・・・此れも毛が無いからなあ・・・

其れと矢張り食べ物が冬は少なくなるので、生きるのが大変みたい。

野生動物は本当に生きるのは最近の我が国の現状だと大変だろう。

そうそう・・狸もアライグマとの争いも有るらしいし。

其れにアナグマも居るらしいので・・・・

と・・・

玉の丞と云う白猫と長屋で浪人生活をしている侍の共同生活な物語が昨年は人気が有った様で・・・

私は全然知らんかったのに、娘は映画まで見に行ってたそうで・・・

白猫の中でもアナゴと云う猫が美系で大人しくて大人気だそうで・・・

三匹の中じゃ一番の美系だから納得。

思うに・・・白猫達の想い出も・・・自身は有るからねえ・・

数匹居たのに、或る時に突然居なくなったし。

あれも・・・火消しのせいだったのだろうね・・・・

白猫の雌が田の溝で死んでるからと、わざわざ抱いて自宅に持ってきてくれた散歩中だった御婆さんも思い出す。

思えば、火消しの他にも猫嫌いは近所に複数居るからね。

本当に田舎でも住み難いなんて・・・

人間も住み難いからなあ・・・此処の田舎。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索