ごせんえん・・・・
ごせんえん・・・・
其れも一匹だよ。

百貨店の鮮魚売り場だとしても・・・高過ぎて吃驚。

思えば、子供の頃は殆ど食卓に上る魚類は鯖と秋刀魚だった様な・・・

秋刀魚は季節モノだから・・・秋しか食卓に上がらなかったな。

やっぱり鯖よ、鯖。

祖母が何時も海沿いの漁師が獲れたばかりの新鮮な鯖を大量に持って売りに来る時に一度に20匹くらい購入していた。

獲れたばかりの鯖は刺身に・・・・

後は塩鯖や鯖の味噌煮や甘辛煮等・・・・

当時の刺身と云えば鯖だったからなあ・・・

あ・・酢でしめてシメ鯖で寿司とか・・

自分は其の侭焼いた鯖が好きだったっけ。

塩の振ってないの。

しかし・・・鯖の刺身は新鮮なんだろうけど・・・何と無く生臭くて・・

当時は生姜醤油で食べさせられたけど・・・

子供としては好きに成れない味だった。

筑前煮みたいな大豆一杯の煮モノも当時は苦手だった。

味噌であえたヌタ料理も良く出たよなあ・・

祖母が作るから大人が好むモノで子供時代は食べさせられていた。

野菜は殆ど自給自足。

肉等は鯨や鶏肉が殆ど・・・時々豚肉。

牛等は一切当時の食卓には上がらなかった。

すき焼きは牛肉は一切使用していなかった。

だって、幼少期は当時の牛は耕運機代わりで・・・農家には必ず牛舎が有ったからなあ・・

鶏や山羊も飼っていたし。

番犬も居たし。

鼠対策に猫も常に居た。

で・・秋刀魚は此処の地域じゃ殆ど獲れなかったかも。

今でも獲れるのは東北から北の方でだし。

でも、七輪で焼いた秋刀魚を大根おろしと生姜醤油で食べる事は当時でも秋の風物詩で・・・

そうよ。

秋の風物詩でしょ。

だのに・・・何で今頃・・・

そりゃ・・・一匹5000円も理解出来る様な・・・

昔は季節に合った食べ物を食す事が当たり前だったのに・・

何時の間にか季節感が全く無い近所の汚汚手スーパー。

そうだなあ・・

地球のア―スの考える事もチョッと・・・・

小さい島国に増え過ぎた人間の腹を満たす方法は偽装でカサ増し・・・

昔から未来の食糧難の事は言われていたからなあ・・・

其れと未だに某地方からは汚染物質が海に垂れ流ししてるのは現状だし。

海水温も上がってるとか言われてるし。

昔は大量に獲れていた鰊も獲れなくなったとか。

最近は鰹も獲れないらしいし。

此の様な事が毎年続くなら鰹節等は貴重品で高級品に成るのも近い将来か。

だって、松茸も我が山には昔は大量に生えていたらしいし。

思えば、松くい虫のせいだよなあ・・

我が山に松が無くなったのも。

秋刀魚も鰊の様に獲れなくなると・・・松茸の様に貴重品に成るのか・・

で・・何で未だ秋でも無いのに秋刀魚を食べさせようとするのかと。

儲け主義も程々に・・・・

飽食の時代の様で或る意味、貧相な食の時代の様な・・・感。

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