さいごのたんぺん・・・
此の漫画は漫画と言えるのかなあ・・

まあ・・秀作だと。

漫画と括るには何だかなあ・・・と云う事です。

でも、人物も可愛いが何より背景が丁寧に描かれていて・・・

絵も可愛くて人物達も魅力的で仄々しているが現実は渋い設定に憂う。

で・・

良く背景を端折る漫画家が居るが・・・端折り過ぎは興醒め。

まあ・・絵自体が端折られる程に価値が無い漫画家も居るが・・・

ストーリーが面白いと絵を殆ど端折っても人気が出て購入する者も居るし。

でも、漫画は絵も重要だしストーリーも重要。

ドチラも重要視してないと自身は購入したくない。

御金を出して購入する価値が無いと。

で・・今回は7巻を書店で購入。

其の中の最後の短編で・・・・感涙。

此の様な事情は過去に何処かで有っただろう状況を思わせるエピソードで・・

著者はファンタジーが好きなんだろうけど、意外に現在も描いている様な・・

世紀末的な世の終わりを思わせる。

住人達は嘗ては国から罪人と云われていて島に閉じ込められ放流されたのか。

其処で暮らす住人達の寿命は短い。

でも、希望を忘れずに生きている。

何か纏めると希望が有ると言え悲惨。

此の状況は今の此の国の状況にも似てる様な・・・

何時罪人にされるか分からないって事。

世の中は矛盾に満ちていて権力に簡単に独裁され易い。

今の税の仕組みもそうだし。

権力者は末端に重税を課し、自分達は其の税で豪遊しているのが現実だから。

此の国の現実は民主主義とか平等からは程遠い。

まあ・・何処かの国拠りマシだけど。

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