むかしの・・・

2020年5月3日 日常
むかしの・・・
今の本家を建て替える前に、子供時代は江戸時代の家だったのだが、玄関は広くて土間が奥まで続いていたっけ。

未だ御飯は釜土で炊いていたし。

風呂は五右衛門風呂で、本家とは少し離れていた所に建てられていた。

トイレも同様。

土間は農家には有り難く、地下足袋の侭で昼食が食べられるので、汚れていても気に成らないのがメリットだった様な・・・

父親は農作業は得意だったが、坊ちゃん育ちの母親の父親は農作業が超苦手だったしなあ。

父親が婿養子に来た頃は、祖父の農作業が稚拙なので父親が助言したら喧嘩に成ったそうで・・・

其の後は祖父は農作業を一切しなくなったし。

其の頃は耕運機の代わりに何処でも農家は牛を飼っていたからなあ・・

春の米作りの前は獣医さんが牛の様子を見に来る事も多かった。

そうだわ。

途中で牛が逃げたのもなあ・・・

私の幼少時代の頃だ。

あの頃は別に贅沢な暮らしで無かったけれど、其れなりに楽しかったわ。

山の手入れがチャンとされていて、子供が遊んでも安全だったし。

四季折々の果物も植えられていたし。

蜜柑なんてジュースにするから自然なジュースで市販品のニセモノなんて飲用した事が無かったからなあ・・

子供時代は祖母の御蔭で良い食事が摂れていた。

殆どが季節のモノで野菜ばかりで・・・

里芋の時期は里芋ばかり。

筍の時期は筍ばかりだったが、レパートリーが多くて飽きなかった記憶が。

其れと何時も釜土には蒸かしたサツマイモと炊き立ての御飯。

御飯も色々にアレンジしてくれていたし。

色物御飯は大好きだぅたなあ・・

ケチャップ御飯や火薬御飯とか・・・

で・・・言いたかった本題から逸れたが・・・

今の時期は嘗てはツバメが玄関の土間の上に何時も巣を作っていたな。

そして、家に巣が作られると其の家は安泰だとも云われていたっけ。

昔は何時も玄関は開けっ放しだったし。

夏に成ると蚊帳を利用して、就寝中は蚊除けとして便利だった。

勿論、彼方此方の窓は全て解放してたし。

で・・最近に成りツバメの巣を見るのはコンビニの玄関とかで見る事が多いけど・・

昔の日本家屋の方がツバメには良かったのかなあ・・

意外に蛇とかに狙われていたから。

と・・ツバメの巣を無理矢理に撤去は正直止めて欲しい。

ワザワザ南方から子育ての為に訪れているのだから。

都会人は特に忌み嫌い撤去するモノが多い様だが・・・

止めて欲しい。

君達も単なる生き物に過ぎないのだから。

オカシナ優越感を持たない様にして欲しい。

人同士でも何となく見下す様な事をしてしまう自分もいるけど・・

本当は良くない事だと思うから。

ツバメは虫を食べるし、農薬散布も止めて欲しいし。

其れと農薬散布をして父親が寝込んでいた過去を思うに、人間にも良くないモノなのは明らかだし。

自然の法則を人間が勝手に乱してはならないと思うからなあ・・


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