思うのは戦中を子供時代過ごしただろうが、他の庶民よりは遥かに恵まれていたのかと。
７人の兄弟妹が居たらしいが、其の内の３人は子供の頃に他界したとか・・
大国に居たらしいので、帰りの過程が大変だったのだろう。
でも、父親は恵まれた職に就いていた様で、庶民の様に兵士に成る事も無かったらしい。
兎に角も父親は超インテリで超左翼で、戦争反対だったらしいので。
大学も東京の国立の頂点の大学を卒業していたので、終戦後は色々な知り合いの世話に成ったらしいからなあ。
其の後に父親が病死してからも、母親は父親の知り合いの世話で生活出来たらしいのも・・・
就職の世話とか・・・
其れと戦前の女性とは家事全般が良く出来ていないと失格な感の時代だった様だ。
兎に角は有り合わせのモノでも量を増やすばかりか美味しく作るのが既婚女性の務めだった様だし。
自身の祖母も家事もそうだが、料理の味が大変美味しかったからなあ。
でも、此れは戦前の既婚女性の基本の務め。
私の母親なら嫁に行っていたら、戦前なら即離縁されていただろうし。
未だ可愛げが少しでもある女性なら良いが、何も出来ないのに口だけ達者なんて・・・
・・・で、作者も可なり母親に似ていたんじゃないかと。
料理や其の外の家事が得意だった様だし。
其れと父親に似て成績も優秀だった様だし。
思うのは、何故に美術学校に行ったんだろうと。
絵が上手だったのかなあ・・・
彼女の絵って独特だよなあ・・
個性的。
あの人気の或る絵本の絵も彼女の絵だったのは最近知ったし。
教育テレビで昼前に放送してたエッセイの絵も彼女が描いたのか。
或る意味で下手ウマ・・・みたいな・・・
同じ類では西原嬢を思い出す・・・
って、若い頃から発展家だったのも当時の写真を見て理解出来たし。
外国にも彼方此方行っているらしいし、留学もしてるらしい。
そして、最初の結婚相手も好きな人と婚姻したらしいからなあ。
相手の姑には嫌味ばかり云われていたらしいけど平気だったと。
其の後に離婚したらしいけど・・・
好きな人と婚姻出来たのが羨ましい。
其の後の再婚は詩人と。
まあ・・離婚したらしいけど・・・
此れも好きな人とだし。
本当に羨ましいわ。
大嫌いだと述べていた母親も、私の母親と全く違ったわ。
或る意味、良く出来た母親だったと思う。
未だ、父親の方が癖が有ったかも。
で・・思うのは・・・
好きな人と二回も婚姻出来て羨ましい。
其れも母親の反対も無かったのも羨ましい。
彼女の母親も当時は大変だったのだ。
私から見れば、良く出来た母親だったと思うだけだ。
私の母親の様にズル賢い怠け者じゃ無かったと思うから。
だから、彼女も非常に料理が上手だったらしいし、家事も得意だったらしいし。
両親の良い所の遺伝子を受け継いだのだと。
だから、本当に彼女が羨ましい。
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