あのころって・・・・
あのころって・・・・
あのころって・・・・
何も知らなかったのね。

若かった。

悪夢の様な結婚をするまでは未来は明るいと思っていた。

此処の地元の人と二年付き合い、其の人から結婚しようと云われた時から・・

母親の破壊行動が酷くなったのだ。

交際中は何も言わなかったのに。

其の時は既に姉は汚汚阪に義兄と婚姻して此の家から逃亡してた。

跡取り。

婿養子。

母親と同じ亡父親の様な犠牲者を生み出すのは本当に嫌だったし。

父親の半生は本当に気の毒としか言い様が無かったからなあ。

死ぬ際も自身が傍にいて母親の様子を目の当たりにして本当に嫌悪感で一杯に成ったし。

使い捨て・・・

思えばアースの汚上の遣り方か・・・と。

自分は楽して配偶者を使いまくり。

そして御褒美は全く無い。

毎日、暴言ばかり。

死ぬ直前まで父親にしていたからなあ・・

テレビが好きな父親がテレビを見ている横で大きい声で罵詈雑言ばかり。

半身不随だったから逃げ場が無くて本当に気の毒だった。

そして、私は其の間は働いていたからなあ・・

で・・楽しかったのは結婚したかった彼と交際していたまでだったわ。

友人と友人の配偶者と4人で彼方此方に遊びに行ったのも良い想い出だ。

喧嘩ばかりしていた友人達とは対照的に私達は何時も仲良くしてたからなあ。

だのに・・・

母親のせいで破壊される事に成るとは当時は微塵も予想しなかった。

でも、姉の義兄との交際の際も結婚の話に成ると曖昧に長引かせて返事をせず。

仕方ないから姉と義兄は自分達で結婚式を計画したなあ。

結婚資金も母親から畳に投げ捨てられたと云っててねえ。

叩き付けられたの方が合ってる。

そして、今88歳に成ると、婿養子の事等ドウでも良かったのだと嘯く始末。

呆れてねえ・・

結婚したかった彼は長男だったけど、仕事の休みの日は手伝うと言ってくれていたし。

彼の家も農業してたしね。

昨年は亡彼の母親が他界したと友人に聞いたわ。

友人は御葬式に出席したらしいし。

本当にねえ・・・

子供の頃から祖母が死んで特に母親の独裁者振りは本当に酷かったなあ。

権力を握ったモノって・・・・

其れも楽して権力を握ったモノなんて・・・

アースの汚上だよなあ・・・

此の遣り方を姉が今は受け継いでいるのが分かったのは父親の法事の際だったのも・・・・

気が付くのが何時も遅いのよ、私。

婚姻する直前にも元配偶者の異常さが分かるモノが数々見つかっていたのに・・

只々、母親から逃げたくて・・・

今思うと逃げる時は幾等でも有ったと。

でも・・離婚出来て幸いだったわ。

何せ今は益々異常に成ってるからねえ・・元配偶者。

子供が気の毒に成るもん。

何せ一応は父親だから。

まあ・・義父は尊敬出来る人だったから其れだけでも・・

と・・当時は映画や音楽が癒しに成った。

殆どが洋画や洋楽。

レンタルレコード屋さんも有ったしなあ・・

当時の洋楽は本当に今でも動画を見て感慨深い。

そうそう・・

ドロンも気軽に動画で見れるし。

良い時代なんだけど・・・

パソコンや携帯が離婚の原因にも成ったのもねえ・・

あの頃は元配偶者の動きが酷く成ってて・・・

婚姻前から異常と正常を繰り返していた様だし。

本当に往生したしなあ。

だから、離婚して本当に良かった。

今は・・・・悪夢の様な婚姻時代に比べれば遥かにマシだ。

そして御気に入りの洋楽を何時でも聴ける幸せ。




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